2008年4月13日日曜日

長いようで短く、短いようで長い

昨日、昨年までスタッフとして活動していた
KINGの母団体WAAVの新歓説明会に参加してきた

KINGのOBとして
KINGから得られるものビジネスの醍醐味
新入生に伝えて欲しいと言われ
パネルディスカッションに参加してきたわけだ

KINGの魅力はたくさんあるけれど
やっぱり最後の最後で所属する団体を選ぶ基準になるのって
その団体にいる人がどれだけ魅力的かってこと

だから、僕は
一般的なKINGのよさとか
ありきたりなフレーズでなく
末並晃という人間が何故KINGに所属し
KINGから何を得て、今どう生かされているか

ということを中心に、あえて個人的な話をたくさんした

パネラーとして一緒にトークしたのは、
KING2007の実行委員長だけど、たぶん彼も一緒


特に強調したのは

工学部所属であること

コンサルタントとか金融とか広告でなく
あくまで技術畑で勝負できる人間になりたいこと

KINGは、技術動向を取り巻くビジネスという
大きなストーリーを体感するための場であったこと

など。

そうすると、トークセッションのあとに
とある新入生が話しかけてくれたので、
本人に無断であるが(プライバシーに触れない程度に)ご紹介。

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その新入生は工学部ではないのだが
何かスペシャリティを持った人間になりたいとのことで
「あくまで技術畑で勝負!」という僕の話に共感してくれたらしい

そんな彼、まだ大学に入学したばかりなのに
非常に意識が高く、公認会計士を目指して勉強したいとのこと

まあ、つまりWAAVでの活動と資格をとるための勉強を
両立できるか不安という相談だったわけだけど
こればかりは人の人生を左右することだし、
一概に返事ができない

ただ、2年弱の間、KINGに所属していた経験でいうと
自分のスペシャリティが何であるかを知り
それにもとづいたキャリアプランなんかを考えるためには
自分の能力や価値観だけでなく
それを取り巻く外的要因(市場動向や国際情勢、
同年代の他学生の能力・価値観など)をも
把握していかないと
たぶん困難だと思う。

大学の4年間って、結局そのための試行錯誤期間だと思うし
19歳のときに決めた道をまっすぐに進むことができるのって
よほどしっかりした18年間をおくってきた天才大学生か
よほどのバカのどっちかだと思うんだよな…

どうせ試行錯誤するんなら、
多種多様な人が集まっているWAAVは最適な環境だと思うし、
僕自身は、遠回りしたけど自分の在り方見つけた気がする

ちょうど大学に入った頃って
たった4年しかない大学生活、有効な過ごし方をしたい
と思いがちだけど、実は大学の4年間って
試行錯誤してもなお たくさんのことを学べるくらい長い時間なんだよね

そう考えると、WAAVで1年半過ごすことは
間違いなく有効な過ごし方だと思う

最後はWAAVの宣伝みたいになっちゃったけど
WAAVの企画に入るにしろ入らないにしろ
わざわざ僕のところに相談に来てくれた彼には
いい4年間をおくって欲しいなと切に願います

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