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2008年7月26日土曜日

コンピューター?プリンター?

マイクロソフトが製品の表記ルールを変更するらしい。

「コンピュータ」→「コンピューター」に MSが表記ルール変更

より一般的でコンシューマにはわかりやすくなったのだろうけど、
僕からするとどうも違和感があるといわざるを得ない

高専時代にお世話になった某先生のように
「こんなところで2バイトも無駄にするんじゃない!」
と反論したいけど、
高級言語に染まりまくっている今の僕では説得力のある反論はできない。

要は染み付いたドキュメンテーションの癖を修正するのが面倒なんですよね。

追記:
「ブラウザー」っておかしくない?一番違和感ある…
しかも「パラメーター」とかはコーディングの際のコメントにも影響しそうだな…

2008年7月6日日曜日

怪物親、理系離れ

これはひどい。

数学の定期試験で別解がバツにされるようになった理由


なんでも、数学の別解を認めにゃーという恐るべきファシズムの根は、中学の馬鹿親にあるようなのですにゃ。
「別解を認めると、塾にいっている子が有利だから認めるな」
こんなカスのような言い分が、今の疲弊しきった教育現場で通っちゃったらしい。

こういうことをするから、“理系離れ”が進むんだよ…
しかも、タチの悪いことに、この例ではおそらく学生本人は
自分が“理系離れ”に陥っていることに気付かない

何故か

僕の経験上、数学や物理、化学、それから金融などもそうだが
こういった学問の魅力は、自然界に当然のように存在している事象を数字を使って綺麗に整理できることにある
一度整理できた事象は、次回からどのような切り口で観察しても、一般性を損なうことはない
数式自体は整理した結果出てきたもので、それが目的ではない
“公式”とは、「同じタイプの問題を、より短時間で解決するために必要なもの」でしかない

たとえば、台形の面積を求める問題があるとする
大体、考えつく解法は以下の2パターンだろう

(1) 【(上底+下底)×高さ÷2】という公式を暗記し、そのまま適用する
(2) 対角線を1本引き、2つの三角形の面積を足し合わせる

小学校2、3年の算数でつまづいたという人でない限り、この2つの解法が結果的には同じことをやっているということはわかってくれるだろう
そう、同じだということに気付くことが重要だし、それが数学のおもしろさなのだ

公式を暗記しているだけの人は(1)しかアプローチ方法がないし、
三角形の面積の公式しか知らない人は(2)しかアプローチ方法がない

でも、(1)と(2)が同じだと気付いた人は
問題によってアプローチ方法を選ぶことができる

僕は、数学を苦手と思ったことはないが、
公式を覚えるのは苦手だった
たいていの場合、公式を使わず、
手順をおって解答することが多かった
※さすがに台形の公式くらいは覚えられたがww

しかし、“別解”を禁止されたら、この魅力を感じることはできない
「公式を覚えること」が数学の勉強だと思い込み、それが数学の本質だと感じるようになる
そして、本人は数学が得意と感じるだろうが、無意識的に理系離れが進展するのではないか

怪物親(モンスターペアレント)の横暴は、メディアでもとりあげられているが、これはあまりにもひどすぎる
工学系の学科で数学を学び続けている僕らへの侮辱だとさえ思う

2008年3月28日金曜日

SaaS版Photoshopリリース - インターネット五大帝国

SaaS版Photoshopがついに公開、早速使ってみた

昨日に続いて、クラウドコンピューティングの話

マイクロソフトがオフィスソフトウェアの
デファクトスタンダードなら

クリエイティブソフトウェアのデファクトスタンダードは

誰が何と言おうとAdobeである

2~3年前にMacromediaを買収して以来、その地位を脅かす企業は
ほとんどいなくなった

そのAdobeがSaaSによるアプリケーションを公開したというのは
ますますアプリケーションのWeb化を予兆させることである

記事中にもあるように

米国へのアクセスになるので、日本からだと応答が悪く
現時点では満足なユーザビリティを実現していないが

そのうち、日本語版もリリースされ、
国内のサーバでも運用されるはず
#そうなってくれないと困る
#回線とかよりむしろ、英語が…

こんな記事もあった
Photoshopだけじゃない、アドビが全製品のSaaS化に言及

昨年末の記事であるが、約半年前からこんなことを
表明してたんだね

IllustratorやDreamweaverがブラウザだけで
利用できるようになると、本当に嬉しい

以前も紹介したサイボウズ創始者の高須賀氏と
お会いしたときに話したことであるが

一説によると、これから10年後・20年後の世界では
アプリケーションが稼動するコンピュータは
世界に5台程度しかなくなる

と言われているという

他のコンピュータは、OSとブラウザしか搭載されてなく
必要な処理はすべて“ネットのあちら側”で行うという時代

少しロマンのある表現をすれば

インターネットという仮想空間に
5つの巨大な帝国が築かれる

ことになるが、その5つの帝国の中に入ろうと
Adobeも様々なサービスを展開してくるであろうことは間違いない

高須賀氏も
たった5つしかないコンピュータのうち、1つは自分のものである
という夢を見たいと言っていた

ますます進展するアプリケーションのWeb化
近づくクラウドコンピューティング世界

現時点で(おそらく)もっとも大きなGoogle帝国
今後、どうなっていくか楽しみである

2008年3月27日木曜日

高専、グリッド、クラウドコンピューティング

『MSと高専機構、全国の高専のPCを利用したグリッドコンピューティングプロジェクトを開始』

知っている人も知らない人もいると思うけど
僕は高専の出身者である

大分工業高等専門学校に5年間在籍し、卒業研究では
XML WebサービスとRDBの連携システムについて研究した

同じ研究室に所属していた仲間は、複数台のコンピュータを
接続して負荷分散するクラスターサーバの性能評価検証を
行っていて、研究室の教授の専門もそちら

そんな経験を持つ僕にとって
このニュースは非常に興味深い

高専

グリッドコンピューティング

マイクロソフト


強烈すぎるこの3つのキーワードを見て、響かないわけがない

マイクロソフトがどういう目論見でこのプロジェクトに
参加しているか現時点では判断しかねるけど、
僕たちが数年前に研究していたことに対して、
世界的な大企業が手を出してきたことは素直に嬉しい

現在でも、米IBMをはじめ、システムソリューションを
生業とする企業はグリッドの研究開発を行っているが、
それは
科学技術計算などをスーパーコンピュータに代わって

行わせるためである

デファクトスタンダードのOSとオフィスソフトウェアを提供する
マイクロソフトが、グリッドを運用できるノウハウを持ったら
アプリケーションのウェブ化はますます進展するということは
想像に難くない

スーパーコンピュータの代替
ではなく
膨大なアクセスを処理するウェブシステムを
運用する高性能メインフレーム

としてのグリッドコンピューティングが数年後に実現するのかも

そうなると、
僕がリスペクトするGoogleの最大の競合になるわけだけど
それはそれで、お互いがどういう戦略をとるか興味がある

Googleが提唱する“クラウド・コンピューティング”の世界
その一歩が
「高専で始まったグリッドコンピューティング」
だったら、すごい嬉しいなー

2008年3月24日月曜日

携帯電話産業の今後

「ドコモ携帯、基本ソフトの設計簡素化へ」
http://tinyurl.com/3xfc89

一説では“日本では普及しないだろう”といわれていた
Googleのモバイル用オープンプラットフォームAndoroidであるが
国内最大手キャリアであるNTTドコモが
OSを軽量化するためにAndoroidを導入すると表明

携帯電話市場が一番成熟している日本でAndoroidが流行れば
世界中でプラットフォームになるイメージも容易にわく



メーカ側がどのような出方をするか気になるところ
Andoroidプロジェクトを成功させるために設立された団体
「Open Handset Alliance」にもNTTドコモやKDDIは参加しているが
日本のメーカは1社も参加していない

開発プラットフォームが一新されるのは
かなりのコストを伴うと思うので、それも納得
#そもそも、メーカでは、世界最大手のノキアですら
#現時点では加盟していないしね……

しかし、一エンジニアとしては、プラットフォームが統合されて
キャリア間の差異を考えなくてよくなると非常に嬉しい
これから到来するであろうモバイル時代、ますます開発効率を
あげる必要がある中でGoogle Andoroidがもたらす恩恵というのは
非常に大きいと思う

しかし…
日本ではヤフー株を保有するソフトバンクも
携帯電話キャリアとして事業活動を行っているわけで…

そこのところ、どうなんでしょう?